私たちが見たもの

その日は友人に誘われニ度目の「サムハラ神社」


以前行ったときは気づかず、回りそびれた場所がいくつかあったので、「また来てね!」ということだろうと自分にいいように言い聞かせた記憶があります(笑)



そんなサムハラ神社にまた行けるなんてすごくラッキー♡


また行きたいと気にはなっていましたが、高速を使っても二時間以上。

中々行く気になれませんでしたが、誘ってくれた友人に背中を押された感じがして、とても感謝です。


そう思いながら、友人が運転してくれる車でお喋りを楽しみながらマイペースに岡山県の津山までドライブ。


この後起こる奇跡のような出来事を想像する事もなく...。



「サムハラ神社」は「金刀比羅神社」の敷地内にあるので、先ずは金刀比羅神社にご挨拶。


金刀比羅神社は、1660年代に四国金比羅宮の分霊を移し祀られています。山頂に登ると日詰山の展望台があり、加茂郷が一望できます。



実は少し前に「由加神社本宮」にお参りしたばかり。


金刀比羅宮(香川県)と由加神社本宮(岡山県)の両社を参る「こんぴら・由加両参り」。をすると良いと知って、行きたいなと思っていたところ、まさかの分霊が祀られている場所に導かれるなんて。


またまたラッキー♪ 


そして...


金刀比羅神社に向かう長い階段を上がって行く途中で私たちを待ちうけていたのは...



金刀比羅神社の階段が、そこそこの長さで...

息を切らしながら休み休み上った私たち。


終わりが見えそうになったその時!

太鼓の音が...


え...?


ちょっと待って!


この時、一瞬で私は色んなことを想像する。


神社に御参りに行った時に太鼓の音が聞こえたら神様が歓迎してくれている証拠。ここまでは、良く聞く話だけど...


実は、この金刀比羅神社とサムハラ神社は基本的に神職さんがいないので、御守りや御朱印は管理している方と連絡が取れなければもらえないし、お祭り等の大きな行事がなければ社務所は先ず開かない。


上りきって本殿の前に着くと、祈祷が始まっていました。


お迎えの時間もあるので、なるべくお邪魔にならないように神様にそっとご挨拶。


いつも神社参拝時に御朱印帳を持たず、忘れて家を出てしまう私ですが、この日の朝に関しては社務所が開かないのを知っていたのにも関わらず、なぜか御朱印をもらえる気がしていて、「御朱印帳どうしようかな?」とまで思ったぐらい。


実はこの時、「御朱印欲しいな!」と、願いを放っていました。


ですが、なんとなく御朱印帳は置いていこう!を選択。


こんなにタイミング良く神職さんがいるのだから、このまま他のところを見て回っている間に、またしてもタイミング良く御朱印がもらえるはず。


そんな根拠のない自信を持ちながら、友人と金刀比羅神社の敷地内を回り始めました。



つづく...