前回のつづき
とりあえず次の場所へと向かった私たち。
次に向かったのはこちら。
日詰山の展望台。
ここからは、加茂郷が一望できます。
そして...
ずっと会いたかった御神木。
とても大きい...
存在感があると同時に、なぜか安心感も覚えました。
友人の歩ちゃん。
私も御神木に触れ、心の中で神様に話しかけました。
言葉をかけ、言い終わると
今まで吹いていた風とは全く違う風が、私と御神木に向かって急に吹きつけました。
「聞き届けたよ」
そんな風に返事をもらえた気がして、涙が出そうになりました。
嬉しくて嬉しくて、歩ちゃんに直ぐ話すと
歩ちゃんが...
「さっきから御神木の上で、鳥がグルグル回ってる...」
そう言って
歩ちゃんは歩ちゃんで、私とは違う景色を見ていました。
その時の動画をリールにしたものがこちら
御神木を後にした私たちは、次の目的の場所「サムハラ神社」へと向かいます。
サムハラ神社に向かうのには、もう一度「金刀比羅神社」を通ります。
タイミング良く、ご祈祷が終わっていました。
神職さんが直に出てきそうな雰囲気だったので、少し待ってみることに...
すると
年配の神職さんが出てきました。
思いきって、「御朱印を頂く事は出来ますか?」と尋ねてみると...
あからさまに少し嫌な顔をされてしまい、「私たちはこの人から御朱印をもらう意味はあるんだろうか?」と心の中で思ってしまった。
同じことを考えていたのか、歩ちゃんが不安そうな顔をして立っていた。
いや、必ず意味が在るはず!
そう信じることにした。
かなりのおじいちゃん神職さんだったので、体を動かすのが辛そうだった。
急に仕事を増やしていまい、申し訳ないことしちゃったな。という気持ちと同時に
所詮人間の体は、ただの「器」でしかない。
器が滅び、やがて魂だけになる。
そんな事を改めて感じさせられました。
つづく...
お互いが見たこと感じた事を共有することで、
一人じゃ見ることが出来なかった景色を一緒に見る事が出来た。
「氣持ち良すぎて、ここから離れたくない!」
そんな氣持ちにさせてくれる神様でした。
つづく...