私たちがみたもの②

前回のつづき


とりあえず次の場所へと向かった私たち。


次に向かったのはこちら。

日詰山の展望台。

ここからは、加茂郷が一望できます。




そして...


ずっと会いたかった御神木。



とても大きい...


存在感があると同時に、なぜか安心感も覚えました。


友人の歩ちゃん。


私も御神木に触れ、心の中で神様に話しかけました。


言葉をかけ、言い終わると

今まで吹いていた風とは全く違う風が、私と御神木に向かって急に吹きつけました。


「聞き届けたよ」


そんな風に返事をもらえた気がして、涙が出そうになりました。


嬉しくて嬉しくて、歩ちゃんに直ぐ話すと


歩ちゃんが...


「さっきから御神木の上で、鳥がグルグル回ってる...


そう言って

歩ちゃんは歩ちゃんで、私とは違う景色を見ていました。


その時の動画をリールにしたものがこちら


御神木を後にした私たちは、次の目的の場所「サムハラ神社」へと向かいます。


サムハラ神社に向かうのには、もう一度「金刀比羅神社」を通ります。


タイミング良く、ご祈祷が終わっていました。


神職さんが直に出てきそうな雰囲気だったので、少し待ってみることに...


すると


年配の神職さんが出てきました。



思いきって、「御朱印を頂く事は出来ますか?」と尋ねてみると...


あからさまに少し嫌な顔をされてしまい、「私たちはこの人から御朱印をもらう意味はあるんだろうか?」と心の中で思ってしまった。


同じことを考えていたのか、歩ちゃんが不安そうな顔をして立っていた。



いや、必ず意味が在るはず!


そう信じることにした。



かなりのおじいちゃん神職さんだったので、体を動かすのが辛そうだった。


急に仕事を増やしていまい、申し訳ないことしちゃったな。という気持ちと同時に


所詮人間の体は、ただの「器」でしかない。

器が滅び、やがて魂だけになる。


そんな事を改めて感じさせられました。



つづく...





お互いが見たこと感じた事を共有することで、


一人じゃ見ることが出来なかった景色を一緒に見る事が出来た。


「氣持ち良すぎて、ここから離れたくない!」


そんな氣持ちにさせてくれる神様でした。



つづく...